諸田コウ 『生∞死』リマスターで再発!

1997年にリリースされた諸田コウさんのソロアルバム『生∞死』が2023年9月20日にリマスター盤で再発されるそうです。

さっそく予約しました。

当時も買いましたが、今回のリイシューで音にどのような違いがあるのか楽しみです。

諸田さんがこの世からあちらの世界に旅立たれてからもう24年かぁ・・・

フレットレス・ベースを巧みに操り、日本のミュージック・シーンにその名を轟かせた孤高の天才ベーシスト、諸田コウ。1997年にリリースされた唯一のソロ・アルバムが、リマスターされ待望のリイシュー!
三柴理氏と梯郁夫氏を迎えて制作された本作は、DOOMで聴くことのできた鬼気迫るようなプレイとは対照的なオール・インストのジャンルレスな作風で、ウォームでしなやかにうねるベースラインがとても美しい作品に仕上がっている。

軽快なピアノと幾重にも重ねられたベース・サウンドが独特な音像を紡ぎあげる「舌有」に始まり、異国情緒溢れる打楽器がエスニックな雰囲気を醸し出す「Dancing Frog」、メロディオンの音色がどこか郷愁を誘う「Dreaming Sky」、亡きお弟子さんに捧げられた感傷的なメロディが胸を打つ「I Remember Mr.Yoshiaki Kakuta」、バンブー・ウッドベルとハーモニクスの音色が摩訶不思議な空間を演出する「生∞死」、美しいピアノの旋律が秀逸な「赤カンガルー」、ユニークなフレーズがテンポ良く響く「Japanese Cat Fish」、スケールの大きいゆったりとした音空間が広がる「ピラルクー」、DOOMの『ILLEGAL SOUL』(1992年作)に収録されていたヴァージョンよりもハートウォーミングな印象の「水葬」、哀愁漂うメロディが際立つエンディングの「カリブー」と、DOOMでは表現しえなかった珠玉の10曲を収録。

ブックレットの代わりに収められた両面印刷のCDジャケット・サイズの写真カードや、手書きの文字が採用されたバックインレイのデザイン等々、そのパッケージにも諸田コウの人間味溢れる温もりが感じられる。また今回のリマスターにより各楽器の分離も良くなり、ジャンルを超越した重厚で雄大な音空間が堪能できる仕上がりに。DOOMファンのみならず、多くの音楽ファンに楽しんでいただきたい作品だ。

■収録曲
01.舌有
02.Dancing Frog
03.Dreaming Sky
04.I Remember Mr.Yoshiaki Kakuta
05.生∞死
06.赤カンガルー
07.Japanese Cat Fish
08.ピラルクー
09.水葬
10.カリブー

■メンバー
諸田 コウ 
Fretles Bass, Sitar Bass, Voice, Bamboo Windbell, Melodion

三柴 理 
Grand Piano, Prepared Piano, Synthesizer

梯 郁夫
Tabla

引用元: Amazon.co.jp
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