地震:南相馬市の友人からの電話

つい先ほど、南相馬市の友人から電話で連絡がありました。

彼の家は福島第一原発からギリギリ30キロ圏外で、屋内退避勧告が出ている地域だったがこの二日ほどご両親を車に乗せ、自主的に飯館村に避難してたそうだ。

そこは電気水道は通じていたものの、体育館はかなり寒く40才の彼でさえ低体温症の危険を感じていた。まして、年老いたご両親の身体には相当つらいはずだ。車のガソリンは避難所に着いた時点で底をつき、どこにも移動できない。食事もおにぎりだけ・・・

南相馬市の自宅より原発から遠い所に避難したはずが、放射線量は自宅のある南相馬市より飯館村の方が高い数値が計測された。何のためにここまで来たのか・・・

そこに、ガソリンを持って親戚が迎えに来てくれたので、南相馬の自宅に戻る事ができた。

そして今夜、福島県外へ避難希望者のための説明会が南相馬市であったそうだ。明日朝にバスが手配されているらしい。
ただ、何の説明会かはっきり知らされていなかった住民も多かったようで、「国の退避命令じゃないからまだ大丈夫だろ〜」と思っている住民もまだ多数いるようです。現時点ではまだ命令ではないので、住民の自主的な判断に任されている。

住み慣れた土地を離れたくないという思いの人も多く、私の友人の父親も「俺は一人で残る、この家は最後まで俺が守る」と県外へ避難する事を拒んでいるそうです。

国やテレビの言う通り、健康にはまだ問題のないレベルかもしれないが、このまま原発の近くに住み続ける事は今後永久に難しいだろう。飯館村の計測値についての情報も、友人から聞かなければ私は知る事がなかった。一日中NHKを見ていたつもりだったが、飯館村の事はTVのニュースで報道されたのだろうか?報道を100パーセント信じてよいのだろうか?

不安を煽るつもりは全くないが、今は一刻も早く県外退避する事を友人に強く勧めた。もちろん、彼もそのつもりだ。明日の朝、父親を説得して駄目でも引きずってでも逃げてほしいと切に願う。

生きるか死ぬかの問題です。
みなさん、自分の身に起こった出来事だったらどうします?

3 thoughts on “地震:南相馬市の友人からの電話

  1. ウチは福島の親戚が疎開しに来ています。
    ちょうど30kmより少しだけ離れたところに家があるのですが、
    発生直後から避難所として使われているらしく、
    残念ながら全員こちらに来ることはできないそうです。

  2. yaguctakさん
    避難したくても様々な事情で移動できない人たちが沢山いるみたいですね。
    早く状況が良くなるように祈ってます。

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