2/23 長野の諏訪に住んでいた母方の祖母が亡くなりました。
この日は偶然にも僕の母親の誕生日。
祖母は昨年12月に誕生日を迎え102歳になったばかり。
しかし、最近はほとんど眠ったままだったと聞いていました。
亡くなった時も本当に眠るように逝ったそうでした。
病気もせず、天命を全うしたおばあちゃん。
僕が最後に会ったのが8年前。
諏訪なんて東京から近いので、たまには遊びに行けば良かったなあ・・・
だからという訳ではないのですが、おばあちゃんのお葬式のためにスーツを新調して行きましたよ。
昨日がお葬式でしたが、お坊さん四人で色鮮やかな太鼓にシンバルのような妙鉢(みょうはち)と迫力ある読経でした。
文字にすると、四人の僧侶がお経を唱えながら、おりんをチーン♪太鼓がドン!シンバルがジャ〜ン!!
チーン ドン ジャ〜ン♪
チーン ドン ジャ〜ン♪
チーン ドン ジャ〜ン♪
チーン ドン ジャ〜ン♪
これを何度も繰り返し、最後に一番偉いと思われるお坊さんが、喝ーーーーっつ!でライヴ終了。
臨済宗のはこういうスタイルらしいです。
カッコ良かった。
大往生という事で湿っぽさはあまりありませんでした。
いとこのお別れの言葉で少し涙目になったけど。
おばあちゃんは子供を6人を産み育て、孫が12人、ひ孫が14人と、これはもう大変な偉業ですよ。
久しぶりに会う親戚の中には、お互い誰だっけ?みたいな人もいたり、そういう会話もなかなか楽しかったです。
もっと時間があれば、一人一人ゆっくり話したかったなあ。
お葬式の最中にお坊さんが「104歳で〜」とおばあちゃんの事を言ってたので間違えたのかと思っていたら、まず数え年で103歳、そして100歳を越えると亡くなった時に一歳おまけがついて104歳となるそうで、新聞等に載る際にもこの104歳とするそうです。
人間の年齢にもボーナスポイント的なものがあると初めて知りました。
今頃は僕が生まれる前に亡くなったおじいちゃんと、10数年前に旅立った僕の叔母と久しぶりに再会している事でしょう。
そうそう!諏訪のおばあちゃんは歌う事が好きだったそうで、よく老人会で披露していたそうです。
僕はその血を受け継いでいるのかなぁ。